作家インタビュー

第二夜
橘りょう 『路傍の剣』
①今回オマージュすることが決まってから読んだ第ニ夜の印象はどうでしたか?
これをもとにどう話を展開させていくかを相当に悩みました。
寺と言う場所で、煽って来る和尚と自尊心が高い侍と言う印象を強く感じたので、その登場人物をどういう立ち位置に出来るのか、この第二夜の薄暗さを活かしながら作品をどう書き進めようか、ずっと悩みながら色んな方の朗読を聞きまくってました。
②今回の作品は第ニ夜の何処から着想を得ましたか?
悟りとは何なのか、無とは何かがまず自分の中で理解が及ばず、ならそのテーマ的な「悟り」を何かに置き換える事が出来ないだろうか、と思いました。 原作が山寺の印象だったので思い切り雰囲気は違うけれど、宗教的なものを絡めたいと思ったところから宗教国家を物語の世界にしました。
③ノアは台詞柄男性のイメージが強い印象ですが、不問のキャラでした。不問にした理由はありますか?
最初から男性イメージで書いていたのですが、女性に変更したらリオラとの関係性や作品全体の雰囲気が思い切り変わった作品になるのではないかと思い、男性でも女性でも出来るように調整しました。 あと純粋に口の悪い女性から得られる栄養が欲しかったからです!!w
④騎士の矜持というものが今回の話のキーになっていますが、りょうさんにとって台本作家としての矜持はありますか?
矜持、と言えるほどのものは持ち合わせていませんが、自分の書きたいものを書きたいように書く。そして人様にお見せするものなので、「私は自分のこの作品好きです」と言えるものを書く、と思って書いています。
⑤改めて企画声劇夢十夜に一言お願いします。
夢十夜と言う不朽の名作をオマージュする日が来るなんて思ってなかったので、今回お声掛け頂いて二つ返事をしたものの、これはとんでもないものを引き受けてしまったのではないかと内心ハラハラしてました。
どのタイミングでyukaさんに泣きつこうかと何度思ったことか… 改めて夢十夜を勉強し直す機会にもつながり、こうして作品とした形作る事が出来て本当に楽しかったです。 ありがとうございました!
⑥他、台本について話したい内容がありましたらお書きください。
実際に自分で口にして凄く思ったのですが、カタカナ滅茶苦茶読みづらいですね?! 完全カタカナトラップ台本みたいになっててすみません!!